藤枝環境管理センターは、平成7年3月に設置されましたが、施設の老朽化に伴い、
令和3年3月より、藤枝環境管理センターとして生まれ変わりました。
し尿及び浄化槽汚泥を安定かつ経済的に処理するだけでなく、国内でも有数のリン回収設備の運用により資源化(肥料)にも取り組み、
インフラ設備として災害に強い設計と緊急時の支援体制の構築、地域共生型施設として環境に優しい施設の運用を行っています。








    受入貯留
バキューム車が集めてきたし尿・浄化槽汚泥を当施設に受入れる設備です。トラックスケールで計量し、衛生的に水槽へ投入します。 非常用発電機により、大規模停電時も受入を継続することが可能です。
    前脱水設備
し尿・浄化槽汚泥を脱水し、含水率を70%以下(助燃剤相当)まで脱水する設備です。処理の最初に脱水することで、後段の水処理負荷を大幅に軽減し省エネルギーを図っています。
    水処理設備
高負荷脱窒素処理に高効率散気装置を合わせ、コンパクトで効率的な生物処理を行います。
さらに膜分離、活性炭吸着、消毒処理を行い、安全安心な放流水にして大井川の水環境を守ります。
    脱臭設備
し尿・浄化槽汚泥から生じる臭気を衛生的に処理する設備です。
生物処理・薬液処理・活性炭吸着処理を組み合わせ、確実な脱臭を行った後、大気に開放しています。
    資源化(リン回収)設備
し尿・浄化槽汚泥に含まれる貴重な資源“リン”を回収して、MAP(リン酸マグネシウムアンモニウム)と呼ばれる肥料を製造しています。この肥料は地域に還元し、藤枝市の地産地消・循環型社会の形成を推進します。
    汚泥焼却設備
前脱水設備で生じた脱水汚泥は施設内で焼却処理を行い、焼却灰としてから外部に搬出しています。
約800℃の砂に脱水汚泥を投入する”流動床焼却炉”を採用し、排ガスは有毒な物質が含まれていないか連続監視装置により管理しています。
        
      
処理部  
         
管理部
      
        
        管理部
- 大会議室
 - 玄関・EVホール
 - 給湯室
 
処理部
- プラント施設 1F
 - 受入室
 
        
        管理部
- 小会議室
 - 事務室
 - 組合連合室
 
- コミュニティースペース
 - 学習コーナー
(無線LAN・充電スペース有り) 
処理部
- プラント施設 2F
 
        
        管理部
- 屋上
 - EVホール
 
- 渡り廊下
 - 見学者ホール
 
処理部
- 焼却炉
 - 脱水・脱臭機室
 
- 中央監視室
 - 水質試験室